◆車の騒音、タイヤも規制 環境省、導入へ検討開始◆
タイヤ・ホイール関連のニュースをご紹介します。
タイヤの騒音が規制されるようです。
ふつうの舗装道路を一定の速度で走らせた場合、騒音の約9割はタイヤ由来だそうです。
そもそも、タイヤメーカーは騒音に関しては、タイヤ性能の重要な部分として技術開発してきたはずです(静かなタイヤの方が売れますからね)。
この規制によって高いタイヤも安いタイヤもスポーツタイヤも一律に騒音に関する規制がかかるとタイヤの特色(性能)をかき消すような結果になりかねません。
そうならないことを祈ります。
【タイヤ・ホイールニュース記事】
自動車の騒音軽減にはマフラー(消音器)だけでなく、タイヤの規制も必要――。
幹線道路沿いでなかなか改善しない車の騒音対策として、環境省はこれまで手つかずだったタイヤへの騒音規制の検討を、今秋から始める。車の騒音は現在、大半がタイヤ由来のため、欧州で先行するタイヤ規制などを参考にしながら、11年度以降の導入を目指す。
車の騒音はエンジン、吸・排気系、タイヤなどさまざまなところから出る。
かつてはエンジンや、マフラーなどの排気系が騒音の大部分を占めていた。それが、改良が進み、いまでは、ふつうの舗装道路を一定の速度で走らせた場合、騒音の約9割はタイヤ由来だ。
加速時も騒音の3〜8割がタイヤからで、対策の必要性が高まっている。
タイヤ由来の騒音は、タイヤが回転するたびに路面をたたく音や、路面とタイヤの溝にはさまれて圧縮された空気がはじける音などがある。
タイヤの中でも通常、材質が硬く、横溝やブロックが集まったような溝をもつタイプが騒音が大きいとされる。
環境省によると、同じトラックを時速50キロで走らせた国内の実験では、タイヤの構造や溝の模様の違いによって騒音に5デシベル程度(音のエネルギーで約3倍)の差がでた。
また、時速70キロで走らせた海外の実験では、同じタイプのタイヤでも、メーカーの違いで3〜9デシベルの差が出たケースもあったという。
<asahi.com>
http://www.asahi.com/science/update/0826/TKY200908260196.html
人気blogランキングに参加中!応援よろしくお願いします_(._.)_
◆人気blogランキングへ◆
◆◇タイヤ・アルミホイール専門通販【緑タイヤドットJP】◇◆